ゼロックスの恋愛心理プログラム

「ストリートナンパ」と「マッチングアプリ」の二刀流ナンパ師。 アトピー、ニキビ持ち。22歳まで彼女いない歴=年齢→絶望しナンパを始める→コツコツと120人斬り達成。 普段はサラリーマンをしつつ活動中。 恋愛心理学、ナンパ、マッチングアプリ、マインドなど厳しい恋愛格差社会を生き抜く生存戦略を中心に情報発信していきます!

【オススメ書籍紹介】『催眠恋愛術』 恋愛における感情バランスの重要性を解説!

こんにちは、ゼロックスです。

『催眠恋愛術 女心を誘導する禁断のテクニック』という本の中に気になる文章がありましたので、本日はその内容についてまとめていきたいと思います。


 

(※どうやら少し前の本なので最近は中古しかないみたいです。)

この本の中で以下のような内容がありました。

恋愛が始まると、人の心は尽くすことと尽くされることにおいてバランスを取ろうとします。~(略)~片方だけが尽くしすぎて、バランスがとれなくなると、だいたい次のうちどちらかの反応が起こります。
2人は離れていくか、尽くしすぎた方が依存するかのどちらかです。

 

2人が離れていくというのは、感覚的に理解しやすいと思います。

例えば、結婚している女性が家事や育児や家計などをするなどして、男性に尽くしているのに、それに対して相手側の男性は全く返してくれない。

そうすると次第に女性の気持ちが男性から離れていき、徐々に二人の間の溝が大きくなって離婚する、ということは今でもよく起こりがちなことです。


しかし、『尽くしすぎた方が依存する』というのは感覚的に理解できないという方もいらっしゃるかもしれません。

この点について著者の方は、

片方が尽くしすぎた場合、心の中で採算が取れなくなり、心はバランスを失います。でも相手は尽くした分を返してはくれない。
このアンバランスに対して潜在意識は、「俺はあいつがこんなに好きだから尽くしているんだ」といった思い込みで心を安定させようとするのです。

 

これは「認知的不協和」と呼ばれる現象です。

 

認知的不協和とは・・・人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。

参照:認知的不協和 - Wikipedia

 
ここで仮に男性側が女性側に尽くしていると仮定すると、男性側の認知としては

・「自分は女性に対して非常に尽くしている」
・「女性側は、男性が尽くした分を返してはくれない」

と矛盾する二つの認知を同時に抱えていることになります。矛盾する二つの認知が同時に存在していることは、その人にとって不快感となりその解消を図ろうとします。


そして男性は、

「俺は女性がこんなにも好きだから、尽くしているのだ」

と、矛盾を解決するための思い込みをすることによって、心を安定させようとするのです。

 

さらに、

この思い込みは無意識の中で起こっているので、本人は意識することなく強い暗示となって依存が始まる

 

とあるように、本人が意識することなく起こる現象なので非常に強力に作用する点が非常に注意が必要な理由です。

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と、これまでは依存した側の視点から解説していきましたが、これは依存された側の女性でも同様のメカニズムでアンバランスな現象が起こってしまうのです。

依存された女性側の認知として、

・「男性は非常に自分に対して尽くしてくれる」

・「自分は尽くされたことに対して、ほとんど返していない」

 

という矛盾する二つの認知を抱えることとなり、そこから生じる不協和を解消するために、

 

「こんなに尽くされるのは私があの人のことを好きじゃないからだ」

 
といった無意識に起こる思い込みによって、二人の全体のバランスを取ろうとするのです。

 

ですのでここで覚えておいて頂きたいのは、いくら相手のことが好きだからと言って尽くしすぎることは、二人の間の全体の恋愛感情のバランスを崩し、依存してしまったり、恋愛そのものをダメにしてしまうことがあるので十分に注意してください。

 

 

ということで本日は以上になります。

ちなみに『催眠恋愛術 女心を誘導する禁断のテクニック』という本は、他にも恋愛心理に関する深い考察がいくつもあるので、もし気になる方は先ほどの本をチェックしてみてください。



ではゼロックスでした。

See you next tim!